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イスラムの庭園

ガーデンというのはガンという言葉、 ガードする、 守るという意味と、エデンの合成語である。 エデンというのは喜びとか楽しみという意味で、中世までの愛の庭やエデンの園は箱庭程度である。 イスラム世界ではペルシア語の「かぐわしい所」を意味するブースターン(bōyistān>būstān)に由来したアラビア語のブスターン (bustān) が庭園を指す用語として広く使われてきた。

イスラム世界の中心となる西アジア、北アフリカの国々のほとんどは乾燥地帯に位置し、集落を取り巻くのは不毛の砂漠か荒野である。砂漠は単に視覚的に単調であるばかりでなく、無あるいは死を意味する忌まわしいものであり、この苛酷な自然を克服し改善して生まれたのがオアシスであり庭園であり、ここに人々の水と緑への渇望が集約されている。イスラムの庭園がきわめて人工的(整形的、幾何学的)な構成をとるのは、ひとつには範とすべき美しい自然が現実には存在しないからである。したがって、いわゆる借景という発想が生まれる素地はなく、まして水や緑を欠く枯山水などはイスラムの庭園の範疇には入らない。ユダヤ教やキリスト教における「理想の庭園」の長い伝統を受け継いだイスラムにおいても、庭園は永遠の楽園のイメージとみなされている。つまりイスラムの庭園は理想化された「地上の楽園」である。

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コーランによると、楽園には涼やかな木蔭とよどみなく流れる川や泉があり、さらに蜜と乳と美酒の川が流れ、あらゆる種類の果物が実り、そして美しい乙女たちが住む天幕が張られているという。この理想の庭園はペルシア絨毯にも写されており、戸外・屋内を問わず随時華やかな空間を展開させることを可能にしている。イスラム文化の基盤にはサーサーン朝のペルシア文化の伝統があるが、庭園の場合も例外ではない。整然とした木立が並び、池泉が設けられ、鳥獣を飼育する苑囿をも兼ねた囲みのある古代ペルシアの宮苑パイリダエーザ (pairidaeza) は「塀で周囲を囲んだ」を意味する語であり、パラダイス (paradise) の語源にもなった。サーサーン朝の皇帝たちは塀で囲い込んだ広大な園林(バーグ)を設置し、そこに果樹や花卉を植え、東屋を営み、池泉に舟を浮かべ、鳥獣を放って歓楽や狩猟などの儀式を大々的に催したが、イスラム時代に入ってもイラン系のみならず中央アジアやイラン地域では、テュルク・モンゴル系の王族たちも競って都市の郊外に大規模なバーグを多数建設した。これらペルシア文化の伝統は、イスラムの支配に下った後も長く保持され続けたのである。なおペルシア語で「天国、楽園」を意味するフィルダウスとはパイリダエーザの近世ペルシア語形である。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

イスラムの庭園少し想像がつかないですね。

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2009年06月04日 23:01に投稿されたエントリーのページです。

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